【光る君へ1話】平安中期、京に生を受けた少女 まひろ(紫式部)の父・ 藤原為時(岸谷五朗)は高い教養を身に着けながらも官職に就けず、母・ ちやは(国仲涼子)と共に下級貴族として貧しい暮らしをしていた。ある日、まひろは河原で三郎という少年(藤原道長)に出会う。三郎は、右大臣の 藤原兼家 の末っ子としてのびのびと過ごす上級貴族。互いに素性を隠しながらも打ち解け合って再び会う約束をした。ちやはの日参が功を奏したのか兼家の口利きで、為時は東宮である 師貞親王 の指南役の職を得ることが出来た。その報を聞いたちやはは、山中の祠のお礼詣りに行くことに。まひろは母と共に急いで向かう中、三郎の粗暴な兄・ 道兼(玉置玲央)にぶつかり落馬させてしまう。落馬した道兼は、怒って背後からまひろがいる目の前で母を殺害。藤原兼家に庇護を受けている父・為時は、ちやは(国仲涼子)は道兼に殺害されたというまひろ(のちの紫式部)の訴えを受け入れず、ちやはは病没したということにした。

【光る君へ2話】平安朝の成人の通過儀礼である「裳着の儀」を迎えた15歳のまひろ(紫式部)。まひろは、母が殺害されたことを隠し続けて右大臣家の兼家(段田安則)に仕える父・為時(岸谷五朗)を許すことができず、二人の関係は冷めたままだった。そんな心の拠り所のないまひろ(吉高由里子)は、絵師のもとで恋文や歌の代筆業をしている時だけが生きがいだった。

元服した三郎は 藤原道長(柄本佑)と名のり、従五位下・右兵衛権之助という官職となっていた。そんな中、円融天皇(坂東巳之助)に嫁いだ姉・詮子(吉田羊)は懐仁親王(のちの 一条天皇)を産んだが、右大臣の兼家を警戒して詮子を遠ざけて、遵子を中宮として寵愛していた。それを知った道長の父・兼家は、次男の道兼(玉置玲央)を呼び、女房を手懐けて食事に薬を入れて弱らせて帝に退位を謀るという密命を与えた。兼家は6年前に道兼が為時の妻を殺害したことを知っており、口封じのために従者も殺していた。弱みを握られている道兼は、その密命を受け入れるしか自分の道はなかったのだった。

【光る君へ3話】まひろ (紫式部)は検非違使に捕まった 道長 (柄本佑)を人違いと訴えますが、聞き入れられず放免に連行されていった。しかし、父の 為時 に外出禁止を強いられたため、まひろ(紫式部)は身を案じることしかできなかった。一方、藤原兼家 の指示で次男の道兼が女官に帝の食事に毒薬を仕込んだことで、円融天皇 の容体は悪化していた。そんな中、政権を掌握したい右大臣・兼家は左大臣家の動向を探るため、まひろを身分は低いながらも「倫子のサロン」に参加させた。そこには和歌の名人・ 赤染衛門 もいた。

高級貴族が集う姫たちの中で、深い教養が試される文字遊戯。幼少より詩歌に興味があったまひろは持ち前の才能を発揮して圧勝し続けていた。そんなある日の帰り散楽で、道長との運命の再会が待っていた。二人を引き合わせた謎の男はいったい何者なのだろうか。




コメント