上杉謙信と「風林火山」

エンターテインメント

人は城 人は石垣 人は堀 情けは味方 仇は敵なり(#武田信玄)

NHK大河ドラマ「風林火山」(2007年、井上靖原作)の #上杉謙信(#GACKT)と #山本勘助(#内野聖陽)の対決は、何度観ても感動する。

「鷦鷯(しょうりょう)、深林に巣くうも一枝に過ぎず」(荘子)

「林に棲(す)む鳥も羽を休めるのは、1本の枝にすぎぬ。1杯の酒で満足するそなたが、多くの領地を望むのはむなしいことよ」(上杉謙信)

「荘子は好みませぬな。説教なれば、孫子でお願い申す」(山本勘助)

上杉謙信の敵情視察のため、武器商人に扮して謙信の元に来た山本勘助であったが、約束の鉄砲100挺を期限までに集めることができずに捕えられてしまう。上杉謙信(長尾景虎)も、武田信玄の軍師・山本勘助であることはわかっていたので、孫子にある「風林火山」の書を木に縛りつけた勘助の頭上に剣で刺した。

「鉄砲の的を外してほしければ、毘沙門天に祈れ」(上杉謙信)

「神仏には祈りません。さるお方(武田信玄)を信じてから、我が神仏はそのお方(信玄)のみでござりまする」(山本勘助)

「そのお方(信玄)は救ってはくれぬぞ」(上杉謙信)

「それがし、神仏に救われたことなどござりませぬ。それがしは人を好んでござりまする。人の醜さ、ずるさ、弱さ、はかなさ、憎しみ、迷い、偽り、むなしい欲深さも好んでござりまする。それがしはさようなものに救われてまいりました」(勘助)

「されば、そのお方(信玄)に祈ればよかろう」(謙信)

「我が人生、死して悔いなし」(勘助)

謙信が鉄砲に火を点けて、勘助に銃口を向けると紀州・根来衆に鉄砲を広めた砲術家の #津田監物 が鉄砲100挺の種子島を急ぎ持ってきた。

「長き船旅にて100挺の手配に手間取り遅れましたことをお詫び申し上げます。つきましてはわが弟子、道安(勘助)をすみやかにお返し願います」(津田監物)

「約束通り、道安(勘助)は返してやる。道安(勘助)、そなたの祈りが通じたな。まことの主(信玄)に申しておけ。この景虎(謙信)を知りたければ、いつでも自ら訪ねてまいれ。この景虎(謙信)に隠すものはなにもない」(謙信)

「いずれどこかの地で相まみえることもござりましょう」(勘助)

NHK大河ドラマ「風林火山」で、上杉謙信の人質となってしまった山本勘助との名場面であるが、大義に生きる上杉謙信と領土を拡大して天下統一を目指す武田信玄との違いがよく表れている。

「四十九年 一睡の夢 一期栄華 一盃酒」(上杉謙信の辞世の句)

生涯、武将として僧侶のように独身を貫き、49年の生涯を終えた上杉謙信。謙信には、戦国時代はどのように映ったのでしょうか?

北信濃の川中島で5回(1553~64)にわたって上杉謙信と武田信玄は雌雄を決して戦うことになるが、人間臭さのある軍師・山本勘助と毘沙門天のような上杉謙信、そして不動明王のごとき武田信玄。三人の強烈な個性はそれぞれ対照的で目が離せない。やはり大河ドラマは戦国の世が面白い。

私の母方の先祖の栗原家は、武田信玄と信虎の2代に仕えた家臣であると祖父から聞きましたが、戦国時代や上杉謙信、武田信玄に対して強い興味が沸くのも先祖の血があるからかもしれません。

50代よりフォレスト出版から処女作をリリースしてから、アマゾンより10冊の本をリリースしました。最新刊の拙著「鬼滅の涙」は、アマゾンよりペーパーバックも出版されました。ぜひ手に取っていただけたら幸いです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました