フォルトウナの瞳とエジプト神話

エンターテインメント

「人間は朝起きてから寝るまでの間に9000回も選択をしているんだって!」

映画「フォルトウナの瞳」(2019年、百田尚樹原作、三木孝浩監督)を観た。木山慎一郎(神木隆之介)は、幼少期に飛行機事故に遭遇し、家族を失ってからは、友達も恋人もなく、塗装工で仕事一筋に生きていた。勤務先の「GAREGE ENDO」の遠藤哲也社長(時任三郎)からは、慎一郎は真面目でひたむきに働く姿勢が評価されて、新店舗の店長に抜擢された。そんな木山慎一郎に対して、周囲の同僚は嫉妬して不快に思っていた。

あるとき仕事を終えて、慎一郎が道端を歩いているとすれ違った男が透けて見えた。不思議に思っていると、そのすれ違った男が交差点で、クルマに轢かれてしまった。すぐに救急車で運ばれたが、その男が死んだことを知る。そのとき慎一郎は、死ぬ直前の人間が透けて見える「フォルトゥナの瞳」の能力を手に入れたことに気づく。慎一郎の人生は一変していった。

あるとき携帯ショップを訪れたとき、担当アドバイザーの桐生葵(有村架純)の手が透けたのをキッカケに、放ってはおけなくなった。慎一郎はその日は外出をしないように告げて、葵の命を救った。しかし、工場🏭の爆発事故に巻き込まれるのを回避できたことを知ると慎一郎は心臓が急に痛くなって倒れてしまった。病院の主治医・黒川武雄(北村有起哉)から、「人間の命を救うというのは神の領域で、人の運命を勝手に変えてしまうと自分が代償を負うことになる」と警告をされる。葵との出会いで、モノクロの人生に色を与えてくれたことで、選択せずに生きてきた自分に後悔し、新しい自分を選択することに慎一郎は目覚めた。慎一郎は葵に愛の告白をして、ずっと守っていきたいという思いが深まっていった。

それからの慎一郎は、透けた人間を観ても我慢して、日々何も告げないように心掛けた。

しかし、葵の命の危険を知ってから、慎一郎に運命の選択が訪れるという物語です。

死ぬ直前の人間には死神が現れるというのは、聞いたことがありますが、「フォルトゥナ」と言えば、ローマ神話の運命の女神。古代エジプトでは、太陽と月は天空神ホルスの目と考えられてきました。ウジャトの目(左目)は、月の象徴。ラーの目(右目)は太陽の象徴。ホルス神がセト神を討つときに左目を失ったが、トト神によって回復し、ウジャトの目は「万物を見通す目」ともいわれています。アメリカ合衆国の国章の裏面に描かれているプロビデンスの目は、「神の全能の目」を意味するという(ウイキペディア)。

「神は細部に宿る」と言いますが、人間の運命は物語にあるように、神の管轄にあるのかもしれません。

木山慎一郎(神木隆之介)と桐生葵(有村架純)とのラブストーリーにとどまらず、メッセージ性が高く、人生とは何なのか考えさせられる名作でした。ぜひ視聴をお勧めします。

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